松前兼一

 
『時代には、どの時代にもその時代その時代の時代感情、時代欲求、時代感性を持っています。それらは時代が生み出す問題を反映しています。問題こそ、その時代を生きる人々の感情や欲求や感性を作りだしているのです。そして問題は人々の感情欲求感性を作り出すだけでなく、その問題を解決する人物も湧出する力を持っています。
どの時代にも人物はいます。神田京子さんは今の時代が生み出した人物だと感じています。神田京子さんの講談には、今を生きる私たち民衆の心をとらえて離さない何かを持っています。私たちの中に渦巻く感情に寄り添い欲求を昇華させ感性を満たしてくれるからです。
一度体感してみませんか。 観終わった時、ずっと満たされなかった奥底にあったはずの透明感を思い出すことできるかもしれません。僕はそれを期待して伺います。多くの仲間と共に1/25の独演会を応援しています。
 
松前兼一
株式会社アイウィルビー代表